第5話 家での生活
退院してから1ヶ月色々なことがわかった。この世界の日本では女性の寿命が90歳を超え男性は80歳程度の総人口1億3000万で男性が毎年100人前後しか生まれない世界だとわかった。今はシャルさんと杏奈ちゃんが家に来ている。
他にも、シャルさんの本名はシャルロッテ・クリスティーナ。どうやら彼女はお母さんの学生時代の親友で子供ができたら一緒に育てる約束をしていたらしい。この家では基本的に家事は全て伊吹山さんがやっている。今自分の隣に杏奈ちゃんが寝ている。
「子育てって大変ね、うちの娘は夜泣きが多くて多くて一時期あんまり睡眠時間が取れなかったの」
「うちの未来はかなり楽ね生まれたての頃はちょくちょく夜泣きしてたけど今ではしてないし」
「ふ〜んいいわね。…それにしても永遠ものすごく運が良かったね、確かセックスしないで男の子が生まれる100万分の1じゃなかった。」
「そ〜ね〜あっ未来くんが起きみたい。」
2人が近づいてくる。
「未来くんママですよ〜」
「未来くんのママの親友のシャルですよ〜」
「あ〜ま〜まママ〜」
「!シャル聞いたママって言った」
「聞いた聞いた」
「ちょっ何よさんな顔して」
「ウラヤマシイワタシモヨバレタイ」
遠くから聞こえるボソボソいした声と2人が仲が良さそうにしている会話を聞きながら自分も寝る。ZZzz…z
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さらに1ヶ月経った。今はよちよちしてをしている、もうすぐ立てそうだ。前世の記憶は自分の名前や生年月日、死亡した理由などは思い出すことができないがそれ以外の記憶なら思い出すことができる。
おかしいのかどうかわからないが、この家に来てから一度も外に行ってない。基本的にシャルさんと杏奈ちゃんがこの家に来る。
男性が貴重で誘拐の可能性を警戒しているのだろうか?あっお母さんと伊吹山さんがやってきた、
「そろそろおのねんねの時間だからおねむりしよっか」
「あ〜う〜」
2人が見ている、今なら立てそうだ、がんばれ自分がんばれガッツがあれば立てずだハァァァァァァ。スッ
立てたのでバランスを崩さないようにゆっくり歩く。お母さんたちの反応は、
「!立ったわよ伊吹山さん、かっカメラはどっどこにある?」
「タッタシュゴイシュゴイ。こちらにあります」
お母さんは大慌て、伊吹山さんは落ちつて?カメラを渡している。ゆっくりゆっくり歩く、だんだん慣れてきたので速度を上げる。
あっ。バランスを崩した、後ろに倒れる。怖く目を瞑る、背中に来たのは地面の硬さではなく温もりを持ったものだった。
「ありがとうございます、伊吹山さん特別手当だすわ」
「いえこれも職務のうちなので結構です」
「本当にいらないの?」
「はい、お気持ちだけで十分です。ソレニミライクンニサワレタ」
「何か言った?」
「いえ何も申しておりません」
どうやら、伊吹山さんが支えてくれたようだ。次はこうならないように慎重に動こう。
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ちなみに主人公は喋ろうと思えばもっと喋れますが、いつぐらいから子どもが話し始めるのか知らないでなかなか喋りません。
男女比は妥当な数がわからないため書きません。
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