第28話

フラフラと歩くリンは見ていて、落ち着かなくなる


能力を使い過ぎたのだろうか?


凄く心配になる




信哉「ねぇ、リン…

大丈夫…?」


リン「……………」


信哉「………リン?」


リン「ぁ、うん?

何?シンヤ」


信哉「…大丈夫?」


リン「うん、大丈夫だよ?」


信哉「………そう?」




この後、信哉とリンの間には沈黙が降りた


そして、沢山歩いて立ち止まり

その沈黙を破ったのは、リンだった




リン「シンヤ、此処だよ」




どうやら目的地に着いたみたいだ


前を見ると、城みたいな建物があった




信哉「……………


お城みたいだね…?」


リン「うん?


“みたい”じゃなくてそうなんだよ?」




然り気無く爆弾投下された




信哉「ぁ、マヂ?


じゃないっ!!!

お城って、なんでっ!?」


リン「………


シンヤにね、会ってもらいたい人がいるの


来て?」


信哉「………うん…」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る