次の日からは、大変だった

毎日会えない日は朝から晩まで四六時中メールをして

会えた日は奏くんの家でずっと抱き合って………

ずっとずっとあの日から奏くん漬けの日々

おかしくなってしまいそうだった

奏くんからずっと、千亜ちゃんへの寵愛を受けて、その度に募り、降り積もって行く罪悪感

そして、“オレ”でいてはいけないもどかしさ

辛さ

苦しさ

未だに外に出る事が怖い充には、奏くんに会いに行くのも辛くて

でも、奏くんには会いたくて

自分でもどうすれば良いのか判らない

オレは正しいのか？

こうやって奏くんを騙し続ける事が

間違えてないのか？

千亜ちゃんのフリをし続ける事が………

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