第11話

開けられたドアを見ると、そこには仁…

橘 仁(タチバナ ジン)がいた




仁「千秋っ!!


、と、嶐雅崎先輩…」


千秋「いらっしゃぁい」


猛「おす」




先輩が仁に向かって手をあげる


仁はペコリと頭を下げたが、先輩を見てから、機嫌が更に悪くなった様な気がする…



…オレの気のせい…?



先輩はオレが貸した(BL)の本をまた読み始めた




仁「ったく…


約束してたくせに先に帰んなよなぁ」


千秋「ゴメン、ゴメン


本の事で頭いっぱいで…」


仁「何?


じゃぁ、俺は千秋にとって、本以下って事?」


千秋「あはは、そうかもね~」


仁「ちょっ、酷くね?」


千秋「全然?」


仁「おま……コロス」


千秋「あはは、止めてぇ♪」




オレ達は下らない事でじゃれあい始めた

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