第52話

まぁ、どーでも良っかぁ…←




蘭は考える事を放棄し、ハンバーグに視線を戻して

また食べ始めた




生徒「きゃあああぁああぁっ!!」




っ!?




突然の大声で驚く蘭達


何事かと思い、振り返ると

扉のところに鬼龍の奴等がいた




生徒「生徒会の皆様よぉっ!!」


生徒「キャーっ!!

カッコイイ~~っ!!」


生徒「龍様、抱いてぇ///」




ぅおお゛…


なんと気持ち悪い光景…

ヤベ、鳥肌が半端ない




サッと、蘭は顔を背けてハンバーグに集中する






…うん、ハンバーグは美味しいよ…?



でも…

でもね…?



さっきからあのキーの高い、気持ち悪い声が治まらないから

ハンバーグに集中出来ないっ!!!




ガタッと席を立つ蘭




もう無理

耐えらんない

さっさと帰ろう

笑顔で帰ろう



…何か、最後おかしかったけど、気にしない←




蘭「ボク、部屋に戻るね…」


紅「あ、じゃぁ、オレも…」




皆が立ち上がる


やはり、あの声が無理だったのだろう


皆で出ようと扉へと近づく


扉のところで鬼龍の横を通り過ぎる…ハズだった…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る