第42話

オレ達は理事長室を後にして、エレベーターに乗った


オレ達の部屋がある、9階に来た




一樹「蘭、部屋何号室?」


蘭「オレ?

オレは…9121号室

一樹は?」


一樹「オレは9122号室だ

隣だな

紅は?」


紅「オレは9123号室♪

一樹の隣だぜ☆」


一樹「ぅわ…

サイアク」


紅「ちょっ!

いっちゃんヒドイっ!!」


一樹「翔は?」


翔「9124」


紅「シカトっ!?」


一樹「優は?」


優「9125号室」


紅「ねぇ、マヂでシカトっ!?」


蘭「紅、ウザイ」


紅「蘭まで…」


蘭「あ、オレ、ここだ

じゃぁ、また明日な」


一樹「あぁ」


優「うん、またね」


翔「また明日」


紅「ちょ、ホントに本気でシカトっ!?


うぅ…

バイバイ、蘭

また明日」


蘭「おぅ」




オレは9121号室の扉の近くにあった、小さな機械にカードキーを滑らせた




ピピッ


ガチャン




扉の鍵が開いた様だ


ガチャ と、扉を開ける


部屋の中は凄かった

まるで高級ホテルのスイートルームの様だ


…行った事ないけど…




部屋には、ダンボールが数個ある


中身はオレの荷物だろう


ダンボールに近づき、開けようとしたらインターホンが鳴った




ピーンポーン




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