第19話
ダメだよね、好きになっちゃ。
あんなに兄を慕い、他の男性を好きになることはないと思っていたのに、
私の身体が祐志さんを求めてる、私おかしいのかな。
抱きしめて、キスして、私を気持ちよくして、祐志さん。
その時、ドアが開き祐志さんが入ってきた。
私に近づき、抱きしめてくれた。
「祐志さん?」
「まゆ、俺の努力が足りないんだよな、お前が俺を好きになるように、頑張らないとな」
どう言うことなの?
私は祐志さんを好きになってもいいの?
祐志さんは私を好きになってくれるの?
祐志さんの気持ちがよくわからなかった。
そんなある日の朝、祐志さんは夜勤だと私に伝えた。
「まゆ、今日は俺は夜勤だから、帰ってこない」
「えっ、夜、私、一人ですか」
「ああ、手術もあるから、スマホは繋がらない」
私は不安な表情を見せた。
「なんて顔してるんだ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます