第4話

私は身動き出来ないまま、彼のやることに従わざる追えなかった。


でも、不思議と嫌じゃなかった。


三十六年間、誰も触れたことがなかった秘所に指を入れられてるのに、名前も仕事もわからない彼に抱かれている。


ブラウスのボタンを一つ一つ外して、ブラのホックに手がかかり、あっさりと乳房が彼の目の前に露わになった。


彼は私の乳頭にむしゃぶりついた。


「いや〜ん、ダメ」


「なに言ってる、もっとしゃぶって反応してるぞ」


彼はチュッ、チュッと吸い出した。


うそ、私の身体はどうなってるの?


彼の唇は下へ下へと這っていく。


おへそを通過してお腹あたりにくると、一気に下着を脱がされた。


股を大きく開かされて、彼は私の秘所にむしゃぶりついた。


「ああっ、いや」


「もっと気持ちよくしてやる」


彼は舌でぺろぺろ舐め始めた。


どうしよう、初めてなのにすごく気持ちいい、もっとしてほしい。


彼の指が入ってきて、身体が大きく反り返った。

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