12.まいがゆうきでゆうきがまい 宿泊研修編
第12話
まい(ゆうき)は、始めはうろたえていましたが、自身が女になったのをいいことに、好き放題していました。
行きのバスの中で、一年一組のクラスは、カラオケ大会を開いていました。
「じゃあ最初に歌いたい人!」
服学級委員のよしこが呼びかけると、
「はーい!」
まい(ゆうき)が手を上げました。
「あらまいさんが? めずらしいわね」
「まあな。俺……じゃなくて私も修学旅行なんだし、たまにはハメを外さないとね!」
「修学旅行?」
まい(ゆうき)をにらむよしこ。
(いけねえ。姉ちゃんのところは、宿泊研修だったな)
「ま、まあいいからマイクよこしな!」
まい(ゆうき)は、マイクをもらいました。
「あーあー、マイクテステス……。えー今から歌う前に、おもしろい話をしまーす!」
生徒たちはざわつきました。
「こないだね? 私ゲームセンターに行ったの。そこでさ、おっさんがストリートゲームやってんの見てさ。妙に熱くなってて、もうね、今にも飛び上がりそうなの。んで、勝って嬉しいのかジャンプしてさ……。そしたらどうなったと思う?」
ざわつく生徒たち。
「おっさんのカツラが、頭からつるって落ちたんだよ!」
「……」
「ウケがいまいちだったね」
「まいちゃん、無理してお笑い持ち込まなくて……」
まなみがボソッとツッコミました。
「じゃあいいよ。今からゲップしまーす!」
ざわつく生徒たち。
「いや、ちょっと。まいさん?」
当惑するよしこ。
「いくよー? げえええ!」
普段目にすることのない姿を見て、呆然とする生徒たち。
「か、金山さん? あまり過度な真似はしないでくださいね?」
吉田先生が注意しました。
「え? 次おならも出そうなんだけど……」
「もういいわよ!」
よしこがマイクを取り上げました。
「チェー」
ふてくされるまい(ゆうき)。
「ま、まいちゃん……。かなりの芸達者だったとは……」
まなみが感心しました。
研修先の大阪に到着しました。
「ではこれから、それぞれ班に分かれて、企業研究を行ってもらいます」
まい(ゆうき)、まなみ、石田君、よしこの四人の班は、チョコレート工場に見学に向かいました。
「チョコレート工場ってことは、チョコが食えるのっ?」
目を輝かせるまい(ゆうき)。
「い、いやまあ食べさせてくれるんじゃないですかね?」
と、石田君。
「あら? まいさん、わたくしたちは企業研究に行くのよ? 授業の一環として出向くのだから、チョコを食べるか食べないかなんて関係なくてよ? なにを子どもみたいなこと……」
ほくそ笑みました。
「むむ! こいつムカつく……」
ムッとするまい(ゆうき)。
「きゃ!」
まい(ゆうき)が、よしこのおしりに手を触れてきました。
「姉ちゃん、いいおしりしてんじゃんよ?」
「ニ、ニヤニヤと触ってこないでよ!」
「お胸のほうはどうかなあ?」
じわじわと胸に手を近づける。
「いやあああ!!」
悲鳴を上げた時、まなみがまい(ゆうき)の手を掴みました。
「まいちゃん! どうしたの今日は? こんなこと、女の子同士でもあんまりだよ?」
「まなみ……」
まい(ゆうき)は、まなみから手を振りほどくと、そっぽを向きました。四人はだまって、チョコレート工場へ向かいました。
チョコレート工場へ来ました。
「ようこそ我が工場へ。さあ、なんでも聞きたいことがあれば聞いてください」
あいさつする工場長。
「はい! チョコは食べれますか?」
と、まい(ゆうき)。
「え?」
「ま、まいちゃん!」
あわてる石田君。そして、まなみ、よしこ。
「な、なんでもありませんの!」
「ええもちろん! 見学が終了したあとに、おみやげにご用意しておりますので、ぜひいただいてください!」
工場長は、笑顔で答えました。
(どうせ俺の外見は姉ちゃんなんだ。好き勝手させていただくぜ?)
心の中で、まい(ゆうき)はニヤリとしました。
専用の作業着に着替え、工場内を見学させてもらいました。
「このように、チョコレートはできあがっていきます」
工場長が説明中、キョロキョロしているまい(ゆうき)。
「石田……」
彼の耳元でささやくまい(ゆうき)。
「なんです?」
振り向く石田君。そこには、変顔をしたまい(ゆうき)がいました。
「ぶっ!」
思わず吹き出しそうになる石田君。
「おや?」
工場長とまなみ、よしこが二人を見ました。
「あ、す、すみません……」
恥ずかしがる石田君。「ククク」と笑うまい(ゆうき)。
見学は続きました。
「これがカカオ豆です。これから、チョコレートができあがるのです」
工場長が説明中。
「まなみ……」
「どした?」
まい(ゆうき)に呼ばれ、振り向くと。そこには、”おなら”と三文字が書かれたメモ帳が見えました。
「ぶっ!」
思わず吹き出すまなみ。
「ん?」
まなみを見る工場長と石田君、よしこ。
「ご、ごめんなさい……」
照れるまなみ。「いひひ」と笑うまい(ゆうき)。
工場の見学は続く。
「ここがラインです。梱包や検品を行います」
工場長の説明をしっかりメモするよしこ。
「よしこのケツでか……」
と、まい(ゆうき)がささやく。
「誰がケツでかですって!?」
怒鳴るよしこ。
「あ……。すみません……」
縮こまるよしこ。
「け、見学はここまでにしましょうか……」
苦笑いする工場長。
工場を出て、おみやげのチョコレートをもらうと、あいさつをして、工場を出ました。
「あーつまんなかったねえ! なーにが工場見学だよ? 今からみんなで大阪見物しましょ?」
大声を上げるまい(ゆうき)。しかし、三人は……。
「ま~い~!」
鬼のような形相で振り向いてきました。
「え、え?」
「見学中に変な悪口で怒らせてくんじゃないわよ!!」
「メモ帳に落書きしないで!!」
「なんで今日に限って変な顔見せるんですか!!」
「ひょっとして、みんな怒ってるの?」
「ひょっとしなくても怒ってるよ!」
三人は、まいを置いて、さっさと行ってしまいました。
「ふーんだ。別に俺一人で大阪観光するし。ていうか、あいつら相手にしなくてもクラスには男子がたくさんいるんだ……」
目論んでいる顔をしました。
ゆうき(まい)は、修学旅行中、男子たちから相手にされませんでした。相手にしてくれるのは、あかねとあやめ、そして、同じ班の男子でした。
二日目は、京都へやってきました。
(本人が小学校最後の大イベントに参加できなかった分、せめて写真だけでも撮ってきてやるか)
ゆうき(まい)は、インスタントカメラを手にしました。
「ゆうき君!」
同じ班の男子がインスタントカメラを持つゆうき(まい)の手を、握ってきました。
「へ?」
「金閣寺見に行こ?」
「あ、あ、うん……」
「えへへ! なんか、こう手を握ると、カップルみたいだね?」
ほほ笑みました。
「あ、あーそう……だね」
ゆうき(まい)は思いました。
(まずいよこれ……。完全に勘違いされてるよ!)
元に戻ったあと、取り返しがつかないことになると思い、どうしたらいいか考えました。
一方で、まい(ゆうき)はというと。
「はいみんな私にお金出してくれた?」
宿泊したホテルのロビーで、クラスの男子全員から、お小遣いを徴収していました。
「ひーふーみ……。これで野口英世がクラス全員分そろったわねえ。ありがと、男子たち!」
ウインクしました。
「じ、じゃあ俺たちまいの……。む、胸とか触れるのか?」
ドキドキする男子たち。
「はあ?」
聞いてきた男子の顔を踏みつけるまい(ゆうき)。
「そーれーはー……。最終日になってからね? まあ、それまであんたら全員、このまい様に絶対服従だかんね?」
「は、はいいい!!」
男子たちは、怯えました。
「おーほっほっほ!!」
高笑いするまい(ゆうき)。
ロビーの階段の陰からこっそり覗いていたまなみと石田君、よしこ。
「ま、まいさんやっぱりおかしいですよ!」
石田君が恐怖で震えている。
「あ、ああ、あんな絶対服従とか顔踏みつけてくるまいちゃんは初めて~!」
ブルブルと震えるまなみ。
「落ち着きなさいお二人とも!」
と、よしこ。
「なにかあったのよ」
「なにかって?」
涙目で聞くまなみ。
「さあね? でも、今なら言える……。わたくしが、今ならまいさんを越え、二位の座を奪うことができるということがね!」
「え?」
キョトンとするまなみと石田君。
「そして! 憧れである石田様のお膝元に立てる日がそう遠くないことも!」
「……」
唖然とする石田君。
「と、とにかくあの状況をどうするかだよ!」
と、まなみ。
「まいちゃん……」
まなみは、腕を組み、土下座をする男子たちを蔑んだ目で見つめるまい(ゆうき)を見つめました。
京都にあるホテル。私立生は、二日目は京都に行くことになっているため、一泊することになっていました。現在、入浴時間でした。
「い、いよいよかあ……」
まい(ゆうき)は、期待に満ちた顔をしていました。
「念願の女湯に入ることができるんだ! あんなとこやこんなとこを、姉ちゃんになれたおかげで好きなだけ見放題~! えへへ!」
いやらしく笑うまい(ゆうき)を見て、気味悪がる女子生徒たち。
「ま、まいちゃん今日はほんとにどしちゃったんだろ……」
まなみも引いていました。
さて、お待ちかねの女湯の浴場。
「さあさあ女の子たちよ! 私にその美貌を拝ませてくれ!」
すっぽんぽんで、勢いよく入り込むまい(ゆうき)。
しかし、浴場にいる女子生徒たちを見て、呆然としました。
「なーんだ。ガキの体じゃんみんな……」
期待とは裏腹で、げんなりするまい(ゆうき)。女子生徒たちは、なんだか虫唾が走りました。
修学旅行と宿泊研修二日目。宿泊研修は、最終日となります。
「男子ども!」
高らかに呼ぶまい(ゆうき)。
「まい様!!」
ひれ伏す男子たち。
「今日は京都に行くんだよな?」
「はい!!」
「じゃあさ、私を籠屋に乗せて案内しな?」
「籠屋ですか!!」
「おさるのかごやだよ……」
男子生徒たちは、まい(ゆうき)を籠に乗せ、京都を観光しました。街行く人はめずらしい中学生がいるなと、注目していました。
「つまんねー」
と、まい(ゆうき)。
「京都といったらさ、新幹線とジェイアールだろ。今から駅に連れてって」
「し、しかしまい様? 今回、宿泊研修で訪れるのは、金閣寺と清水寺と……」
「んなとこ行っておもしろいのかよ! いいから駅に連れてけ!」
当惑する男子生徒たち。そして。
「もう応えられませーん!!」
全員まい(ゆうき)から一目散に、逃げていきました。
「ええ、ちょっと!? みんなー!」
まい(ゆうき)は、後ろ頭をかきました。
「やれ困ったなあ……」
「困ってるのはまなみたちのほうだよ!」
「へ?」
振り向くと、まなみ、石田君がいました。
「まいさん。なんか昨日と今日、だいぶ雰囲気が違いますが……」
「そりゃそうだよ! だって俺ゆ……」
口を抑えました。
「え?」
「わ、私の本性なのよこれが」
「え?」
「私は悪役令嬢タイプの女……。将来は独裁者になるのが夢なのよ!」
「……」
呆然とするまなみ、石田君。
「結婚したい相手は、ヒトラー!」
「それ本気で言ってるの?」
と、まなみ。
「いや、ヒトラーはウソ」
まなみは、まい(ゆうき)を抱きしめました。
「ま、まなみ!?」
「どんなまいちゃんになっても、まなみの一番の友達だからね?」
呆然とするまい(ゆうき)。
「だからまいちゃんが独裁者になる夢も応援する。でも、もしまいちゃんが間違ったことをしたり、危ない目に遭った時は、必死で止めるから!」
「バ、バカ言え……。離れろよ!」
まなみを離しました。
「お前が友達だと思ってる相手も、いっしょさ」
「まいちゃん?」
「だから、もう心配すんなって!」
ほほ笑みました。その顔が、ゆうきと似た趣を感じました。
「ま、まいさん! 僕も同じです!」
「わかっているよ。だからもうこれ以上変なことしないから」
まい(ゆうき)は両手を合わせて言いました。
「じゃあ三人で、京都観光しようよ!」
まなみが言うと、
「おお!」
まい(ゆうき)と石田君が拳を上げました。
一方で、ゆうき(まい)も京都に来ていました。彼は今、同じ班の男子と手を繋いで、金閣寺へ向かっていました。
「京都は風情ある街並みがいいね!」
と、同じ班の男子。
「そ、そだね……」
返事をするゆうき(まい)。
(この子、完全にはりきってる……)
でも、悪くないと思える自分もいました。
「むむう……」
二人のあとを付けてきていたあかねが、ほおをふくらましていました。
「なにもコソコソしなくても、いっしょに行けばいいじゃないの」
あやめが言いました。
「だだ、だってえ! なんか、あの二人さあ……」
「あの二人が?」
「いや、なんか……」
「モジモジしないで言ってごらん?」
「その……。カップルみたいじゃん?」
「ええ?」
あやめは、顔を赤らめるあかねの言われたとおり、手を繋いでいるゆうき(まい)と同じ班の男子に顔を向けました。
「友達同士ならいいんじゃない?」
「いやいや! 六年生にもなって、手繋いで男同士で歩くなんて!」
あわてるあかね。
「もしかして、あんた幼馴染みを取られて、妬いてるの?」
「はあ!? あ、あんたはどうしてそういうことを言うのよいちいち!」
怒りました。
「はんっ。相手は男の子でしょ? 大層に気にすることなかれだわ」
「う、うん……」
あかねは、楽しそうにお話しているゆうき(まい)を見ました。
「ゆうき……」
清水寺には、宿泊研修中の私立生と、修学旅行中の小学生がたくさん見物に来ていました。
「高ーい!」
感激するゆうき(まい)と同じ班の男子。
「ことわざにさ、清水の舞台から飛び降りるってあるよね」
男子が言いました。
「実際にこんなところから飛び降りたら、死んじゃうわよ」
二人は笑い合いました。
そんな二人の姿を見て、あかねは思いました。
「ゆうき……。一瞬まいちゃんみたいなしゃべり方してたけど、もしかしてそっちのタイプだったの? あたし、どうしたらいい? あんたとさ、どうやって接したらいいのよ!」
内に込み上げてくる感情が抑えきれなくなりました。
そして、走り出しました。
「あかね!」
驚がくするあやめ。あかねは、清水寺から飛び降りようと、柵に足をかけたのです。
「あかねちゃん!!」
叫ぶゆうき(まい)。
「きゃあああ!!」
柵から手を放し、そのまま落下してしまいそうな時でした。
誰かが手を掴んでくれました。振り向くと、まい(ゆうき)でした。
「お前な……。清水の舞台から、マジで飛び降りるやつがあるかよ……」
「ゆ……うき?」
まい(ゆうき)とゆうき(まい)は、まなみ、あかね、あやめ、石田君、よしこを集め、すべてを話しました。
「入れ替わったってこと?」
まなみが聞くと、二人はコクコクうなずきました。
「あははは!!」
すべてを知った五人は、笑いました。
「なにがおかしい!」
怒るまい(ゆうき)とゆうき(まい)。
「そうか! ゆうきさん、まいさんになったから、悪役令嬢みたいな感じになっていたんですね?」
「へ?」
「悪役令嬢?」
ゆうき(まい)がまい(ゆうき)をにらみました。
「あんたそれどういう意味よ!?」
「お、俺が俺に怒られてる……」
「私が私に怒ってるみたいでなんか変……」
当惑するまい(ゆうき)とゆうき(まい)。
「そうか! まいちゃんがゆうきになっていたから、妙に女の子らしかったんだね」
と、あかね。
「男子に触られて悲鳴を上げたり、挙句に同性のカップルまで作ったりして!」
「カップル~!?」
メラメラと燃える石田君。
「ゆうきさん! なぜあなたは僕というものがありながら!」
「い、いやいや私は今ゆうきだけど、まいだから? ていうか別にそういう気があって話してわけじゃないわよ!」
「姉ちゃん頼むよ! 俺も学校での面があんだよ! なに勝手に男と付き合ってんの!?」
怒るまい(ゆうき)。
「はあ!? 元はと言えば、あんたがぶつかってきたのが悪いんでしょっ?」
「なんだと!? 姉ちゃんがぶつからなければこんなことにはならなかったんだよ!」
「なによ!」
「なんだよ!」
お互いをにらみ、
「えーい!」
げんこつし合いました。
「あれ?」
キョトンとするまいとゆうき。
「も、元に戻ってる!」
体を見回し、喜ぶまい。
「ほ、ほんとだ! 俺の体だ!」
ゆうきも大喜びです。
「わーいわーい! 戻った戻った! わーいわーい!」
まいとゆうきは、お互いに手を繋いで、ぴょんぴょん跳ねました。
「アホらしい……」
呆れるあやめ。
「ゆうき、あんた男子たちにゲイとかうわさされてるからね?」
呆れるあかね。
「まいちゃん、多分これから学校でビクビクされる毎日を送ることになるよ?」
呆れるまなみ。
「これでわたくしがナンバーツーかしら!?」
期待をふくらませるよしこ。
「いや、それはないよ」
あっさり答えるまなみ。
「……」
呆然と佇むまいとゆうき。
「ね、姉ちゃん? ゲイってなに?」
「今は知らなくていいのよ……」
「それより明日から俺はどうみんなと接すればいいんだよ!?」
怒鳴りました。
「もうなっちゃったものはしかたないわ」
「はあ!? おい待てよ!」
清水寺から立ち去ろうとするまいを追うゆうき。そこへ。
「ゆうき君!」
同じ班の男子が腕にしがみついてきました。
「お、お前は……」
「次はお土産屋さん行こ?」
「な、なんでこうなったあああ!!」
ゆうきの悲鳴がこだましました。
一方でまいは、風情ある京都の街並みを歩きながら、景観や空気をたしなんでいました。
「旅行も、たまにはいいものね!」
ほほ笑みました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます