第54話
「……唐突だな」
はっ!
と自分がとんでもないこと口走ったことに気付いて、顔がめちゃくちゃ熱くなってるのが、わかった。
NATSUも困ってるよ。
「た、タイムスリップして、大胆になってるみたい!なんかあったら現代に帰ればチャラみたいな…」
「……っ」
NATSUが下を向いて笑ってしまった。
「戻れるのかよ?」
「……戻り方わかんないけど…」
「こっちおいで」
NATSUは、また 優しく微笑んで、私の手を引っ張った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます