第54話

射沙波「(ハッ…!

    しばらく時間を忘れちまってた…)」



メッセージを開くと…



[11:59]

 恋羽


  ごめんね!こんな時間になるまで

  気づきませんでした…😖

  

  お話って何だろう?

  午後は大丈夫だよ😺

  

  時間と場所はお任せするね🙏


  射沙波くんと待ち合わせって、

  入学したばっかりの頃に

  サッカー見に行って以来だね〜🤭

  

  

  

射沙波「(こ…恋羽ちゃん!!

    良かった…今日逢えるんだ!?)



    うさぴょん、ゴメン!

    これから急ぎの用事が

    出来ちまったわ」



うさぎ「用事?あ、ううん

    …それなら仕方ないね

    こっちこそ、

    急に呼び出しちゃって

    ゴメン💦」



射沙波「いろいろ話せて楽しかったわ!

    今度、またゆっくり聞かせて!


    …コレ、俺の奢りで!」



うさぎ「えぇ?

    アタシが誘ったのに悪いよ〜」



射沙波「まーいーから!


    そんじゃ、またな!」




少しの間だったが楽しい一時を過ごした






―――――何かを決心したのか

うさぎ の表情に絡まっていた曇は

取り払われて 明るさを取り戻していた

          ――――――――…

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