第25話

高見「お客さんヅテに聞きまくって

   ようやく見つけてよ


   倉庫に呼び出してボコボコにして

   やったぜ


   ・・・あと、お前への謝罪、

   ボイレコで撮っといたからよ


   ・・・ホイっ 


   あとで聞いてみな?


   あいつら、泣いて詫び入れてたぜ」




小橋「・・・ありがとうございます・・・

   

   本当に・・・ っ・・・



   その話を聞いて、

   ・・・胸が 軽くなりました・・・


   ・・・うっ・・・ううっ・・・



   あぁ・・・スミマセン・・・



   ホント・・・ スミマセン・・・」






高見「これで、”貸し”はチャラな?



   ・・・ふぅ~・・・

   こっちはこっちで

   胸が軽くなったぜ・・・」



射沙波「??」


きょとんとした顔になっていたからか

高見さんが話を加えた



高見「イヤーーー、

   実はコイツに借金しててよぉ…

   

   金借りる代わりに、

   コイツの過去のトラウマを

   払拭してやるよ

   …ってな話になってだな

   

   裏でバイトしてたってワケだ」



射沙波「へぇ・・・ 高見さん、

    ケッコー強いんすね」


高見「俺は社会人デビューの遅咲きだが

   腕っぷしには自信があんだよ


   お前も俺に頼み事あれば聞くぜ?

   まぁ、依頼料は高ぇけどな?

   はっはっはっは!!」

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