第24話

―――――…



休憩を挟んで、高見さんを乗せ

3人でまた片道250kmの道のりを戻っていく



小橋さんは今日、500kmも運転して

次の仕事もやるわけで

何気に この人も体力は結構ありそうだ



高見「おう、小橋

   そういえばな、

   アイツら・・・・ついに見つけたぞ?」



小橋「えっ?まさか・・・



高見「三屋みつや イツキと、

   徳永トクナガ 和也カズヤ


   …昔、お前にヤキを入れやがった

   ってガキどもだ」



小橋「・・・それで、どうなりました?」




射沙波「(やっぱりな・・・

     花学でそんな被害を受ける

     なんて、フエ高の連中だろうな 


     あいつ等昔っから凝りねぇな

     …ったく)」



フエ高とは、私立朽笛くちぶえ高校の略称で

花学とは駅を挟んで反対側に位置する高校だ


現代の男塾とも言われ、硬派で武闘派と

言われる半面、

中には反武闘派の連中も存在し、

最寄りの高校でもある花学生徒に手出し

する輩もいて、

昔から問題となっていたらしい

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