第13話

サク…  サク…


サク…



射沙波「ん? これって…」


うさぎ「雪? だよね?」


足元には一面に雪が降り積もって

いるように見える


これも演出なのだろうが、

先程の冷気はここに繋がっていたようだ



入口の闇世界とはうってかわって

歩を進めるごとに光が立ち込め、

眩い銀世界に目を細める



うさぴょんは 俺の右腕に

両手でしがみついたままだ



うさぎ「怖い…

    次は何が出てくるの…?」



射沙波「大丈夫…8才向けのハズだから


    (…だよな?

    さっきの老婆がピークなんだ

    よな?

    そーであってくれ…)」

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