第14話

輝羅理

「生き死にの瀬戸際で、

 くだらねぇツバ迫り合い

 してんじゃねぇよ」



「でもさ、そこまで言われて

 黙ってるってのもどうかと…」




輝羅理

「…喧嘩すんなら止めはしねぇ。




 けど、こっから生き残ってからにしな?



 

 ・・・それでもまだ納得しねぇっ

 てんなら、



 まとめて俺が相手になってやっからよ…




 死にたくなったら

        かかってこい」





「・・・悪かったよ・・・。


 ちょっと挑発に乗ったくらいで

 取り乱しちゃってさ・・・」




ありす

「ワリィ・・・。

 ちょっとからかうだけのつもりが、

 余計なことまで言っちまったな



 まぁ、こんな状況だけどよ…


        気楽にいこうぜ?」





愛梨

「かっこいい・・・」





「えっ?

 アイリさん・・・ 何か言いました?」





愛梨

「あ! …ううん、

  なんでもないでーす


        えへへ」



「(カ・・・かわうぃ~い!!)」

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