第9話
少し休憩を入れ、
あなたは再び歩き出した。
先程の電柱の所に戻り、
“さ2“という文字をじっと見詰める。
見る限り、周りには
古民家が立ち並ぶだけ。
少し不自然なのは やはりこの
文字が書かれた電柱か。
もう一度電柱に視線を落として
文字に触れてみると、
小さな出っ張りがある事に気づく。
カチッ…
その出っ張りを押してみると、
中から筒が飛び出して…
筒の中には、
赤い紙と青い紙が入っていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます