第352話
「このゲームで何が決まるかと言うと、
カードの強さ順に、夜の食事会の席と
明日行われる合同訓練の組合せを
決めることができる…ということだ。
チームのそれぞれのメンバーが、
好きな人を指名していいぞ。
だから、なんとかカードを見つけて
有意義な時間をゲット出来るように
頑張ってくれ!
それと、
見事ジョーカーを引いたチームには
豪華賞品もあるからな
この研修の目的は、
協調性と、勝利への飽くなき探求心!
これらを存分に発揮してほしい
以上だ!」
各チーム、ルールの再確認をしている。
「とりま、カードを見つけるのが最優先で
見つけても数字がわかんないから、
そこは駆け引きで 交換して
強いカードを目指して、
確実に数字を確定させたいなら
カードを譲渡して6の数字をゲット
すればいいわけね」
「伊奈チャ〜ン、
助け愛カード持ってる同士だと
順列決まらなくね?
同じ6なんだろ?」
「それは、助け愛カードを渡すときに
先に交換した者順に記録しておくから
早いほうが強いということになるな
カードを持ってない者同士は、
ジャンケンで。」
「なるほど、
カード見つからなくても
譲ってもらえる場合あるから
最後まで望みはあるってわけか」
「場合によってはジョーカー入ってる
こともあり得るから、タナボタ的な
勝利も期待できるね」
「仙北は誰がタイプ?」
「そりゃー、最初の自己紹介で
マジックめっちゃ褒めてくれた
笑った時の
なったし!
マジ可愛い もう死にそう!!」
「俺は小リス系女子の
見てるだけで感電しそう」
浜西・仙北・レオ・タイガ・
そこへ…
「あれあれ〜?
浜西たち、ウチらとターゲット
丸かぶりじゃん」
隣チーム、
そして坂本 悠馬の 5人だ。
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