第337話

合同授業は1年次のイベントであるため、

ジュエルたちが参加対象だ。


クラスではほぼその話で持ち切りになっている。



「いや 総理大臣が来んのは想定外

 すぎるけどよ、


 俺 修学旅行よりこっちのが

 楽しみかもな〜」



「俺も!


 見ろよこの髪!


 先月からトリートメント3回やってんだよ


 艶、めっちゃすごくね?」



「エッぐ!!


 お前、その指輪めっちゃしただろ?


 バイト代って、その為だった??」



「俺はカタチから入るタイプだからよ


 朽笛高フエコーの”おもてなし科”を

 蹴ってまでココに入ったのは明日の

 為かもしれねぇしな」




浜西も仙北も、レオもタイガも(55頁に出てきたバイト男子たち)、彼女作りたさに必死だ。



…しかし、どうしても気がかりなことが

あった…

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