第229話

ダンッ!






ナンバー4

「!?」



ナンバー7

「消エタ…!??」







ジュエルは瞬間的に

ナンバー4と、7の拘束を抜けて

ユーレギンの目の前に立っていた。





「僕のニゲルに 何をした?



           答えろ」




ジュエルはユーレギンの顔を

左手で掴んでいる。





ミシ… ミシ…ッ





「す…素晴らシい… !


 これほどの 純度…


 今まで 誰も、


    届かなかった…領域!」





7人の異能者達は、一斉にユーレギンの元へ

向かおうとする。




「来るな!!



 もっと…


 もっと もっと、最大限に


 純度が高まるまで…


 彼を見守りなさい…!」





命令に背かぬよう、

7人の異能者たちの動きは止まった。

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