第208話

…が、




グ グ ギギィイ…ッ!!




「えっ!?


  足が…!!」




『なんで!?


  足が… 床とくっついて

         動かない!?』



煙幕が収まっていくと、

ユーレギンも、側近も

先程と何も変わらない姿で現れた。




『(あの閃光と煙幕の中で慌てる様子も

   無かったの!?


   信じられない…!


   それより、この足・・・!


   なんとかしないと・・・!!) 』




変わっているのは

側近が1人だけ、ユーレギンから離れて

泉水とジュエルの近くに立っているということ。




「ほっほっほっ…



 彼は ナンバー4




  …どうです?


    床と融合した気分は…?」





「くっ…


  異能者が動き出したか…!」





「彼、ナンバー4の能力は


 "融合フュージョン"



  あらゆる物体同士を、

       1つにしてしまう



 初めから逃げるのは無駄だったのですよ



     ほっほっほ!」

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