第202話

「彼女は ナンバー1



    …記念すべき“第1号"」




ナンバー1と呼ばれる者は女性だった。


長い黒髪、黒い瞳。


表情は一切動きがないが、

おそらくは日本人であろう。

泉水の目にはそのように映った。





「この7人にもエンドピースが

 備わっているということは…」




『異能者…!』




「そう、


 彼女、ナンバー1が持つ能力



 それは ”分析アナリシス”」





「彼女の能力は

 私が欲しかった答えを

 即座に導き出してくれた…!」

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