第159話
『んん…
朝…?』
ゆっくりと
殺風景な病室の様子が目に飛び込んでくる。
『そっか…
あのまま寝ちゃったのか…私』
と、おぼろげにも
卒倒する前の記憶と、
闇夜の曖昧な記憶と、
現在の意識とが 線で繋がりはじめる。
『あ、
えぇっ!?
あれって… 夢??
どこから どこまでが??
ちょっと…
どういうこと?? えっ?』
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