第66話

「あ、今ちょっと手が離せないので

 そこに置いといてくださ…



 ・・・アレ?

    僕、注文なんてしたっけ?」





『こんにちは、ジュエルくん


 や〜っと見つけたわ〜!


       学校外で♡』



「あっ!

 もしかして、イズミちゃん?


 サングラスしてるからわからなかったよ」



(ふっふっふ!


 三度目の正直よ!


 直視できない瞳なら、物理的に遮れば

 良いだけ!



 シンプルイズベストとは、

        正に このことだわ!)




インターネットカフェの個室で

2人きりの状況。

ついに千載一遇のチャンスを掴む泉水。

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