第48話

去って行くならず者が見えなくなった後、また園に向かってくる者の姿を園長が捉えた。




「ん?  


 それにしても、

 ・・・今日は訪問者が多いのぉ…」




立て続けに現れたのは、泉水イズミだった。




『良かった! やっと会えたわ~!


 ここの施設の職員さんですよね?


 ワタクシ、こういう者でございます…』



名刺を渡すと 園長はにこっと笑い、

中へ案内してくれた。

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