第26話

―――――…


オフの日、

泉水イズミは部屋で1人、作戦を練ろうとしていた。




(いずれにしても、

 何らかの対策が必要だなぁ・・・)




“いずみ…


 いずみ…


 いずみ…“



(あ〜!

 脳内再生があぁ〜〜っ!!


 どんだけイケボなのよ!?


 ただ囁かれるだけで脳内占拠率100%って、


 悪魔の方がまだ優しいわ!



 これじゃ対策なんて無〜〜理〜〜〜!!)




夜が明けても鳴り止まない声に、

泉水は身をよじらせながらもだていた。

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