第13話
「あっ… そんな、危ないですよ??
彼らを刺激しちゃ…!」
教室に1歩踏み込んだ足を戻し、
泉水は竹宮の耳元に口を近づけた。
『ご心配なく、竹宮センセイ
私、こう見えて空手有段者ですから』
ボソッ
「は… はぁ…」 ゴク…ッ!
山彦殿高校の数学教師。
突然現れた来訪者に耳元で囁かれ、
耳に当たった吐息が 全男性ホルモンを
フルで分泌させてしまった。
(只今、顔面から耳から、
つま先に至るまで
まっかっか であります!
男子校に赴任して5年、
もう、女性に対する免疫は
1ミクロンもありませんので!
女性って…こんなにも甘い匂いが
するものなんでしたっけ??
空手の有段者?
黒帯、締めて差し上げたい…
この手で 是非ッッ!
竹宮汁、ぶっしゃー〜〜〜!!)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます