第57話

~6C-女部屋~




湯方(まつり)

「イザナミくんと同じに

   なっちゃったねー・・・ 

   大丈夫かな?」


築野目つののめ

「大丈夫よ。

    お守りで鬼の呪具を持って

    きてるから。


    何かあったときは

    呪い殺せばいいんだし。」


篠崎(カノン)

「(えぇ~…呪具? 

    How do you do that~?)」



3者3様の個性が混ざりあうか心配な一室…






~6D-女部屋~





魚沼(まい)

「ミハナ、

      今日ホンキで言っちゃうの?」


裏千家(みはな)

「もう、

       当たって砕けて派手に

       散るも良し、


       言っちゃうよ

       でもしっかり爪痕は

       残すわよ」



笠木

「ねーねー、

   相手は誰?誰〜? 

   教えて~」


魚沼

「んもう〜 

   あかねちんは可愛いのう~! 


   ぐりぐり…


   安心して?

   ケアルくんではないから」



笠木

「まいまい、胸苦しいよ~!」





裏千家の意中の人は

担任の木森林…


ここは 禁断の恋が始まろうとしていた・・・





~6D-男部屋~




天窓(そら)

「・・・うっし・・・!」



殿群とのむらし

「気合はいってるな

   ・・・ソラ」


千曲川ちくまがわ

「届くといいな、

    まいまい に」


やはり、

恋の戦闘態勢に入っているメンバーが

チラホラ・・・





~6E-女部屋〜



野叉木のまたぎ(さまさ)

「まなづるちゃん、

    雷音くんの写真ほしいって

    言ってたよね?


    …ほいっ、コレあげる」



宇田川うだがわ(まなづる)

「ありがとう・・・

    これ、中三のときの?」



野叉木

「うん、体育祭のときの


    ・・・話変わるけど、

    たしか滑子くんって

    コタローちゃんと同じ中学

    だったよね?」



宇田川

「たしかね、

    ナメタケ と コタロー と 猫が

    中央中ナカチューだったかな」



唯一の2人部屋は、まずまずの状況のようだ

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