第28話
【ふたたび女子サイド 恋バナ】
「ねぇねぇ、みんな気になる男子
いるでしょ?(ボソッ)」
「えへへー
やっぱ聞いちゃう?
・・・じゃぁ、コレに指さそっか?」
宇佐美うさぎ が机から取り出したのは
クラス名簿
周りには男子がいるので
声が聞こえないように指さしで
気になる男子をコクハクするシステムの
ようだ
浮島
「ドキドキ・・・」
宇田川
「あうぅ~
(こーゆーのほんとは苦手・・・)」
産毛屋
「私は最初っから
裏千家
「かぶりませんように・・・」
宇佐美
「せーーーのっ!!」
6人が一斉に指をさしたのは・・・!?
あー、
ちなみに苗字が ”U”ではじまる女子6人を
クラスでは
と呼んでいるとかいないとか
えー、とまぁ
6人の指先を簡単にまとめると こうである
画像タイトルを入力…
魚沼
「わぁ 見事にバラけた!!!
うさぴょん、そこ?
そーだったんだー??」
宇佐美
「もう 1択っしょ?
まいまい は
カワイイ系なんだねー?」
魚沼
「てへっ!
猫海クンも捨てがたいけどねぇ~」
浮島
「えぇぇぇー~~???
みはなちゃん
・・・それ
裏千家
「えっ?
私は年上しかムリだから・・・」
宇田川
「
産毛屋
「あいな、ホスト好きっしょ?」
浮島
「ホストってゆーな!!
アンニュイなのが好きなのー!!」
あいな の手がプリントを
払いのけるような格好となり
ひらり 床に舞い降りてゆく1枚の紙・・・
・・・と、そこへ
コイバナに盛り上がっている6人の脇に
トイレから帰ってくる男が一人
射沙波
「あン? これ、うさピョンの?」
プリントを拾い上げて 宇佐美に渡す 射沙波
宇佐美
「わぁー わぁーーー!!
なんでもなーーーい!!!」
ぐしゃぐしゃぐしゃっ!!
慌てる必要もないだろうに
慌ててプリントを丸め込んでしまう宇佐美
射沙波
「おぉ!??
・・・なんかワリーな・・・」
そういって席につくや否や
射沙波
「こはねちゃぁ~~ん!!
数学のプリント、
見せあいっこしましょ~??」
恋羽
「あ、うん いいよ」
織原
「アンタ、白紙でしょーが!
何が見せあいっこよ!!!」
射沙波
「部外者は立ち入り禁止でーす
引っ込んでてくださーい」
織原
「またシバかれたいの??
こっちいらっしゃい?」
射沙波
「こわぁ~!
ボクちんの●●●●が
メスゴリラに
つぶされちゃうよぉ~~ぅ」
織原
「フ・ザ・け てるわね~!?」
恋羽
「あのー
・・・ プリントは・・・?」
宇佐美
「(・・・むぅ・・・
恋敵が多いわ・・・
でも うさぎ、
負けないんだから!!
うさぎ、がんばるっっっ!!!
…ハッ!
アタシのこと”うさぴょん”って
言ってなかった!? )
キャー!! キャーーー!!!」
宇田川
「…
"" 7月の林間学校 "" では
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