第49話

〜再び広場へ集結する各クラス〜




こちらは1-6のメンバーたち




木森林

「わが校の校訓はもう覚えたよな?

    

    ・・・ 三法師、言ってみな?」



一法師

「ふー・・・ 一法師ね・・・


    だからなんで二法師

    足すんだって・・・



    えっと、校訓・・・


    ”全力アオハル全力前進” 


    …で、合ってます?」



木森林

「うむっ! よく言えたっ!」



一法師

「(うむっ! ・・・じゃねーわ


     まずは生徒の名前覚えろよ)」




木森林

「そこで、アオハルと言えばコレ…


    フットサルだ」



滑子「アオハル イコール フットサル?


   ちょっと何言ってるかわかんねー」



木森林

「・・・ここからは、

    紅桜先生にバトンタッチだ!」



産毛屋

「(あ、逃げたなキモリン♪)」



猫海

「 (逃げたな? うん) 」



裏千家

「(あーん、

   キモリンがいいのにぃ~~~)」



紅桜

「全国的に言って、

   花学といえばサッカー

   

   少人数でできるサッカーといえば

   フットサル!


   実は100年前の開学時から

   行われていた

   …という説もあるくらいで だな、


   まぁ、簡単にいえば 伝統の行事って

   ことだな。


   フットサルでいい汗流して、

   この後に控える夕飯作り、

   ナイトウォーク、

   そして明日のマラソンへと

   つないでいこう」



反仏

「マラソンはいくらでもやるけど・・・

   ナイトウォークだけは

   パスしたいわぁ・・・」



滑子

「マーラーソーンーーー 

   嫌だぁ~~~~

   イヤイヤイヤぁぁ〜〜〜!!」



笠木

「アーターシーもぉ~~~~

   ぶーーーぶーーー

   ぶぅーーーーーーー!!!」




紅桜

「決まりなのでねー


   そことそこ! ぶー垂れない!」




射沙波

「小雪セン、

  ふっとさるって どーやるんだっけ?」




紅桜

「とにかく、習うより慣れろだな

   やったほうが早い


   ・・・あ、ちなみにフットサルは

   キーパー1人、

   フィールド5人、計6人チームの

   班対抗でやるんだが、


   優勝チームは明日のマラソンが

   免除になるので

   そこそこ本気でやってもらえれば

   いいかな?」



凛令

「それマジで!? 

   絶対に負けられないやつじゃん」



魚頭

「うおっしゃ! 

   ウチには雷音がいるから

   まず勝ち確だな!


   帝王・雷音らいおん 楓雅フーガしか勝たん!」



刃弾はびき

「悪いけど・・・

    A班が優勝もらってくぜ?」



猫海

「おお! 

  シグレさま(刃弾)が本気になったな!

  これはワンチャンあるな! うん」



美竹

「あちゃー、

   こりゃあかんわ


   ウチは軽く流して

   体力温存かしらね?」



虹越

「ゆち姉、

   意外とウチの男3人衆は

   こーゆーときパワー発揮するかもよ


   エロの総本山、鰻丸と

   大賢者、悟と

   エロ狸をうまいこと

   使えばさ・・・!」



美竹

「ノエル・・・あんたも罪な女ね・・・


   ・・・まぁアタシも似たようなこと

   考えてたってワケだけど…」



射沙波

「フフ・・・ 

    フットサルあるところに

    イザナミあり・・・」



ケアル

「おおっ! イザナミくん、

    経験者だったのか!?」


射沙波

「業界屈指の

    フットサルファンタジスタ・・・

    世界ではそう呼ばれていたさ…」



織原

「世界て・・・

   さっき先生にルール聞いてたのは

   誰よ??」



こうして、花学伝統のフットサルが

行われようとしていた




《小雪の大予想》

 本命:E班

 対抗:A班、C班

 大穴:F班

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