第48話

~6F-男部屋~


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光(一法師、魚狸)が水(鰻丸)に反射し

脳裏に映し出す 強力な妄想の暗示…





鰻丸

「・・・俺らがこうして

   集まったことは、

   単なるグーゼンではない


   必然・・・ 


   そう! 神のお告げだ・・・!!」




一法師

「ああ、

   ちょうど同じことを

   考えていたよ・・・」



鰻丸

「えっ!? 

   サトル、目の下

   クマがすごいな???


   どーした??」


 

一法師

「うさぴょんと同じ班に

   なれるように、

   1週間前から夜中に祈祷きとう

   してたからな・・・


   おかげでこのカオよ・・・」



魚狸

「まぁそんくらい 女子の "おいにー※"

   いだら全快すんべ?


   ただ、

   ウサピョンについては

   譲る気がねーがな?」


   (※おいにー = 匂い)




一法師

「エロファルコン

 (魚狸ファルコのこと)!!


    おめーは 我が愛する

    うさぴょんにまで

    手を出そうというのか!?」



魚狸

「悪いな・・・


   コハネも、うさぎも、カノンも・・・


   まとめて抱いて天にいざなえと  

   俺の中のGPSがそう言ってるんだ」



鰻丸

「ふふふ・・・ 

   そうやって共に争って

   高みに向かってゆくがよい・・・

   我が同士たちよ


   我はただひたすらに、

  "たゆん" を欲する!」




一法師

「う、ウナギパイセン・・・ 


     ブレない男よ・・・」



魚狸

「たゆんたゆん・・・か


   確かに俺にもありました

   ・・・お胸崇拝時代が・・・」




鰻丸

「大賢者 サトル、

   そして エロファルコン・・・


   うぬらもしっかりと前を見据えて

   向かうのだ・・・


   男子道という名の、

   ベルサイユ宮殿に ・・・な」



遠くを見つめながら 

静かにドゥフドゥフ笑う3人・・・



果たして、

1-6に幸せのベルが鳴らされる日が

くるのか・・・


      こないのか…

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