第33話

射沙波

「なぁ・・・

    なんか、寒くね?」



織原

「またぁ・・・

   そーやってもっと

   くっつこうとして…」



射沙波

「バカ!そんなんじゃねーよ!


    オメーは脂肪で寒くねぇかも

    しんねーけどよ…」



織原

「し、失礼ね! 

   アタシのBMIは

   平均以下なんだから!


   ・・・まぁ 確かに 

   寒いっちゃ 寒いけど・・・」



コンコンコン・・・ 

   「失礼しまぁす」




店長

「コホン・・・ワタクシ、

   当店のぇん長やっております

   越野こしの 芽栗めぐり

   と申しまスゥ~」 



織原

「はじめまして・・・


   この部屋、

   ちょっと寒くないですか?」



店長

「た、たたっ大変失礼致しましたぁ!!

   あら やっだぁ〜〜!?


   確かにお寒ぅござぁ~いまぁす 

   んねっ!


   ・・・しかぁし、

   こんなときのために

   コンナモノをご用意いたしましたん」



入口の小窓から様子をうかがうホイミと紬



ホイミ

「一体、なんなんですか?


    ミルフィーユ・ポリフェノール


    って・・・?」


「”ミルフィーユ・ポリソンヌ”ね・・・


  まぁ、あとで説明しましょ…」

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