第21話

木森林

「出席をとるぞー・・・


       淡空」



淡空

「はい」




木森林

「イザナミ・・・


    ・・・は、欠席・・・と」




「うぃす!」




勢いよく教室に入り 挨拶と同時に席に着く




射沙波

「・・・間にあったー!」



木森林

「…お おぉ…


   (コイツ 

    意外と真面目に出席しとるな?

    ま、まぁ 

    ちょっとは見直したかな) 


    イザナミ、ギリギリだぞ?


         どーした?」



射沙波

「おっ、今日もアゴ周り 茂ってるね!

     キモT!!

    ちょっと、

    登校前の軽い運動をね!


    いやー間に合って良かった」

   



木森林

「 昔 流行った”チビTティー” みたいに

    言うなや!

    わしゃ 

    タンスの奥に眠らした不用品か?

    やかましわ ドアホ!!


    (やっぱ キライやわぁ~~~!! 

    コイツ!!!) 」




✔木属性は火属性から影響を受ける事を

 嫌うことが多い


 間に土属性が入ることが、関係性を

 柔軟にするコツだ



…と、魔導書には書いてある





――――――――――――――――――――…




1時限目は体育

今日は卓球をやるそうだ


体育教師は何人かいるが

女教師が1-6を受け持っている




紅桜べにざくら 小雪こゆき 

29歳 独身


アラサーと言われると 

死ぬほどブチ切れるので

皆、細心の注意を持って接している


しかし 生徒の人気は高く

「小雪ちゃん」「べにちゃん」

「べにこちゃん」

などと親しみを込めて呼ばれている


”どこかに 背が高くて 筋肉質で

 家庭菜園が好きな男性はいないかしら” 

と誰かに言っていたらしいが ・・・ 


果たして恋の行方はどうなることやら・・・




裏千家

「くしゅんっ!!

    ・・・ 

    何か悪寒がするわね・・・」







・・・・・・・・・・






紅桜

「よーし、

   今日は男子3~4人、女子2~3人

   合計5~7人のグループつくって

   卓球のゲームやるよー」





【グループ A】

 宇佐美うさみ うさぎ

 湯方ゆかた 茉莉まつり

 凛令りんれい あんず


 射沙波いざなみ 結楽ゆら

 鰻丸うなぎまる 指揮タクト

 滑子なめこ 武司たけし

 渡船わたしぶね 千吉ちよし




射沙波

「あぁー・・・ 

    恋羽ちゃんと

    離れてしまったぁ・・・」






紅桜べにざくら 小雪こゆき

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