魔法学校に入ったら恋の魔法にかかったんでちょっと本気だしてみた【完】

第20話

織原を先に学校へ行かせて、

近くにある空き地に集う4名の男

学ランA

「話し合いとやら・・・

　　　　　始めようか？」

射沙波

「そーだな・・・

　　　　しかし朝からメンドーな

　　　　こった・・・」

学ランB

「イザナミぃぁ！　

　　　　　テメー 忘れたわけじゃ

　　　　　ねぇだろな？？

　　　　 1年前に俺らにしたこと…！！」

射沙波

「(はぁ・・・

　　　　イチイチもう・・・)

　　　　ハイハイ、覚えてますよ・・・

　　　　モブキャラAとBだろ？」

学ランA

「テメーはコロす！！

　　　　この 宇治理（うじり）と…」

学ランB

「佐治利（さじり）　がな！！！」

いきなり襲い掛かる ウジリ とサジリ

ガガッ！！！　　

ドシャァァッ！！！！

ウジリ

「痛ってぇ・・・！」

サジリ

「・・くぁっ・・・！！」

姫崎

「ワリ・・・　

　　足元が無防備（フルヌード）だったんで　

　　　ついな…」

両の足の連撃で　

ウジリ＆サジリの脛（すね）を蹴りつけ、

その場に蹲（うずくま）らせた

ウジリ

「何すんだ　コラァァァ！！！」

サジリ

「クソがっ！！！　

　　　　　ナメやがって！！！」

姫崎

「ウジリだかサジリだか

　　　知らねーけどよ・・・

　　　このまま続けたらどーなるか

　　　わかってるよな？」

ウジリ＆サジリを見下ろし

鋭い眼光を浴びせると、

2名は口を噤（つぐ）んでしまった

ウジリ＆サジリ

「　次はテメーを

　　　　　　這（は）いつくばして

　　　　　　やっからな！

　　　　　　ヒメ貝野郎！！！」」

姫崎

「・・・次はねーよ、ターコ」

捨て台詞を吐いて一目散に退散する2名

瞬殺・無傷で

やれやれ とため息をつく ヒメサキ

まさかの出番なしで

口をポカンと開けているイザナミ