第6話

「せっかく、江田様が充様のために動いて下さっているのに…」



「お前は、あの時の書店の女!!

なぜ、ここに!!?」



しまった!


俺の裏の顔を知られてしまった!?

ていうか、なぜ、女がこの部屋にいるんだ!?



「紳士と思ったのですが…?」



「アハハ…貴方の見間違いですよ…」


「でも、江田様の事…そろそろ潮時って…?」



「聞き間違えですよ。

俺がそんな事言うわけがないですよ。」



「へー…使えないって言ってたのに?」




「……………。」




この女、ムカつく!

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