第29話
この数ヶ月、あんな笑顔を私に向けてくれたことはあっただろうか?
切なそうに微笑む恭司の顔しか思い出せない。仕事で疲れているから仕方がない。そう思ってた。・・・でも、違ったんだね。
恭司に他に好きな人が出来たからだったんだ。
浮気じゃなくって、本気のヒトが。
ねえ、恭司?
恭司はやさしいから、別れようって私に言えなかったのかな?ずっと苦しんでいたのかな?
真実を知ってしまった私は。
もう、離れるしかないの・・・・・・?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます