第11話
「じゃあ化粧映えする顔だったのかな?今の美和はすごく綺麗だから、地味だったなんて想像がつかないよ?じゃあその綺麗になった美和を見て、恭司さんは惚れちゃったのかもね!」
「うーん、それほど劇的に変化した気もしないんだけどね」
そこまで話し終えて時計を見ると、お昼休みの終了時刻が迫っていることに気付き、2人で慌ててバーガーショップを後にした。
髪色を変えてメイクもして多少綺麗になったとしても、当時付き合っていた恭司彼女には足元にも及ばない。
中身だって、これといって自慢できる部分はないし。
なぜあの『浅倉先輩』が私なんかを選んでくれたのか、2年付き合った今でもまったくわからないでいる。
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