第3話

『ーーーああ。とにかく来週、平日の夜にでも美和の部屋に行くから。少しでも会いたいし』





「・・・うん、待ってるね。でも無理しないで。

仕事、頑張ってね」





『ありがとう。おやすみ、美和ーーー・・・』













えーーーーー?






切り際に聞こえた彼を呼ぶ、


女のヒトの・・・・・・甘い声。




『キョージ』ーーー・・・

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