一生物の贈り物
俺の前に転がるのはリボンでぐるぐる巻きになった俺の恋人。どうやらプレゼントはわたしってのをやりたくて失敗したらしい。
しかも、早くほどいて、と半泣きだ。何やってんだか。
リボンを解いた俺に彼女は笑う。
「ふふ、ほどいちゃったね?もう返品できないよ!」
ばーか、返品なんて死んでもしねーよ。
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