第67話

少し涙が治まって、冷静になってから車を走らせた



無心で走ってたら、普段来ない観光地に来て、せっかくだから今は咲いていないハマナスの原生花園のその先の灯台まで行く為に、お泊りセットから着替えを出して厚着をした。



厚手の上着積んでおいてよかった


これを前に着たのはクリスマスコンサートで仕事終わりにたっかのステージを見に行った時だ



普段は使わないけど、毎年たっかがステージ終わった後に一緒に周ってくれるからそれ用に何年か前に買ったんだよね


毎年、一緒に周ってくれたな


凄く寒いから、何時間でも一緒に居られように、防風防寒の物を選んだんだ…



積んどいてよかった



ここは凄く風が強くて、寒いな


木で出来た橋のような遊歩道を歩く


時々、雪に埋まってて、歩きづらいけど、なんとか二キロ行けそうだ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る