第41話
車を走らせて、出勤場所に行く前にみきちゃんに頼まれたものを届けに行く
よかった、車がある
でも暗いな?居るのかな?
カーテンが開けっぱなしだ
「お邪魔しまーす、たっか?―――居ないの?」
茶の間に上がったら、たっかはテレビをつけたままソファで眠っていた
”…疲れたんだね。ずっと、夜出てたもんね。カーテン閉めるよ?”
呟いて起こさないように、カーテンを引く
テレビの光が漏れている掃き出し窓に緑色の生地が映っていた
それと一緒に、寒そうに身を屈める姿も映って、寝室の押し入れから毛布を取り出した
布団もすぐ寝られるように、敷いておこうかな
寝ているたっかを起こさないように、静かに毛布をかけてあげた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます