明日晴れたら昨日にいこっ

第1話 会

「まだ暑いなぁ…」

と独り言を吐いた昼頃

連日晴れ暑い日が続く

僕は高校を中退し堕落した生活を送っていた

「バイト…単発の入れるかな」

高校生になって一人暮らしを早くも始めていた僕はバイトで趣味のお金を稼ぎつつ

そして親のお金で学校に通っていた

中退した理由は…ゆっくり話そう



僕はいつも通り電車で高校に通っていた

朝だし人がいっぱいだ

満員電車ってやつで

席に座れるわけもなく電車に揺られていた

目的の駅から1.2個前の駅でどこの学校かわからないが女子高生が乗って来た

察したか?

そう痴漢の冤罪にあった

何言っても『嘘だ嘘だと』罵られた

学校中に噂が広まったし、友好関係に乏しかった僕は守ってくれる友もいなかった

なんか今は疑われることした自分が悪い気がしてるし…諦めてる

「過去に戻りたい…やり直したいぃ…」

みんな一度は思ったこと

この瞬間は誰よりも強く願った気がする

ピンポーン…

呼び鈴の音。

誰かな誰もくる予定はなかったはず…

「瑛二!母さんよ!」

母さん!?なんで!

ガチャッ…

合鍵で開けられた…

「瑛二?…元気にしてる?」

「なんの用…いやわかるよ。」

「学校やめちゃったのよ?どうすんのこれから」

「どっか…頑張って働く…?かな…」

「具体的な未来は見えてない感じね」

「そりゃあね…今はつらいんだ」

「…反省なさい」

「…!母さん!俺やってないよ!」

「はぁ?」

「冤罪さっ!」

「今更そんなの言ったって、もう…何信じれば良いのか分からないのよ」

「僕を信じてよ!息子だろ!」

「実際やられたって人がいるのよ!」

「嘘をついてるかもだろ!それか勘違いか!」

「だとしたら!どうすんの」

「はぁ??」

「遅いわよ、もう間に合わない未来のこと考えないと!『過去には戻れないの!』」


人間が抗えないもの

それは時だ

「帰れ!」





「ありがとうございましたぁー」

菓子を買って来たストレス発散だ

甘いものを食べないと…やっていけない




そこのお兄さん


なかなか美味いな…


ちょっとー?


うおっあまっけどガツガツ行けるな…


「ずっと呼んでるんですけどぉ!!」

「え?俺?」

この子はなんだ?小学生…?

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明日晴れたら昨日にいこっ @tensuke0628

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