後-2への応援コメント
再読したお話も、続きとして書かれた新作の短編も、どれもラストまでに幾つものヒネリがあって面白かったです。良い意味で、自分の想像では筋を追えない楽しさがたくさんありました。
東堂さんに有賀ちゃんはもちろん、守山君を囲む面々が皆良かったです。やはり彼らがキャラ立ちしていることも、作品としての面白さに繋がっているんだなと勉強させていただきました。
しかし、どちらも魅力的だけど変わっている東堂兄弟は、二人でいる時はどんなおしゃべりをしているのかな。こっそり盗み聞きしてみたい。
作者からの返信
長い中断を挟んでの再開だったにもかかわらず、最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
<ちょっとだけ裏話>
どのエピソードも頭の中でざっくりとしたプロットを組み立てて書き始めるのですが、毎回終わり近くになると、このままじゃよくある展開で何の意外性もないなあと気づき、いったん筆が止まります。そこで、当初考えていた結末をさらにひっくり返すために、東堂さんが強引な説をねじ込んでくるというパターンになっています。
なので、どのエピソードも作者自身が書き始めの時点ではまったく想定していなかった展開なのです。
東堂さんのお兄さんの登場も、「発火点」書き出したときには予定していませんでしたし、「←バカ」も途中で思いついた真相でした。
今回は一応、完結させましたが、丹波屋やカミノテについては中途半端な状態のままとなっているので、いつの日か続きを書くかも知れません。
もし、見かけるようなことがあれば、またお付き合いいただければ幸いです。
4-07への応援コメント
おお、伏線一つ回収ですね。
作者からの返信
伏線を回収していきますが、結局、真相がどうであったのかは有耶無耶な感じです。
ということで、キャッチコピーは「真相は解明されない。でも、事案は解決する。」になりました。
最後になりましたが、多くの人に「お、なんだか面白そう」と思っていただけそうな素敵なレビューをありがとうございました。