陽だまりのカフェで。

第1話

バイトの楽しみの一つに恋愛もあると思うんです。


自分と同世代の仲間もいるし、年の少し離れた先輩もいる。

学校だけじゃ出会えない、広く交流が出来る。


働くことは大変だけど、その分、お金も手に入るし、自分も成長出来るし、楽しい時間もある、充実する。


私も、バイト先のカフェで仲良しの仲間が出来ました。


同い年の佐々原航。通称ささ、ささくん。

気さくで話しやすい、茶髪が似合う兄貴分。

ささくんも、私と同じ大学生。

通う大学は違うんだけど、私よりも大学生活満喫してます。

(遊びに遊びに満喫。なのに、学業もちゃっかりこなしてる)


一つ下の石川大和。通称ヤマト、ヤマくん。

クールで冷静、黒髪がほんとに似合う美系のヤマくん。

ヤマくんも大学生。専攻分野が似てるので、課題を一緒にやったりしてる。


この大学生トリオがだいたい土日で被るバイトメンツです。


この3人でいるもの楽しいけど、もう少し踏み込みたい。



私は、石川大和が好きです。

踏み込みたい、もっと、もっとやまくんに踏み込みたい。

やまくんの特別になりたい。


気持ちを伝えたい、伝えていいのかな、今、その葛藤中。

、、、なんでだろ、

好き、もっと近くに行きたい、特別になりたい。

見えない足枷の理由は?

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