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第5話
?side
「必死に逃げて、可愛ええなぁ」
画面に映る人物を、それはそれは愛おしそうに見つめるコイツは、バケモノだと言われてる俺より、実は狂っている。
なぜならーー
「でも、そろそろ家に帰る時間や」
一人の少女を自分のモノにするために、檻に閉じ込めたから
暗くなった画面に映ったのは、ニヒルに笑う美しい男だった
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