第57話
『もう一度、踊ってくれませんか』
『はい』
姿は変わっていても、君の瞳や笑顔や白い肌は変わらない。
君は…俺がずっと探していた人だ。
『彼女の名前は、シンデレラよ』
「シンデレラ…」
やっと見つけた。
同じ制服を着ているところをみると、彼女はずっと同じ学校にいたようだ。
『貴方たちは、同じ時に生を受けるわ』
まさか、こんな近くにいたなんて。
ごめんなさい。
今まで忘れていて。
けれど、また、君と出会えた。
嬉しくて涙が出そうだったが、電車の中で怪しまれると思い我慢をした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます