第30話

「あれ?

かのんちゃん、遥香ちゃん


光明今用あってちょっと出てるよ

すぐ帰って来るから飲んで待ってなよ」



『あのリクさん‥用って?』



「あ〜店の事でちょっと人と会ってる」



リクさんに違和感を感じた。



キャバクラではお客さんに嘘をつく

なぜか嘘をつかれているように感じた



気のせいかな?




「とりあえずかのん飲も」


ビールを飲みみつくんの帰りを待った



みつくんが居ない間

リクさんとも

キャバを辞めた話とか

最近寂しいという話をした。



リクさんはみつくんからも話を聞いているらしく



「いつも光明から惚気話聞かされてるよ

店が忙しいから

なかなか構ってあげられないって

アイツも言ってたよ」



とリクさんが答えた



今日のリクさんは何かおかしい


なんで目を見て話をしないのか

さっきから携帯を気にしているようにも思えた。

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