第2話

2人は笑い始める。


コイツら本当に最低。



嫌…嫌だ!!!



「あたしを殺したら警察につかまるでしょ?刑務所いきだよ?」


強がってみるものの声が震えていることがわかる。


情けない……。



「…ふ、警察にバレないようにすりゃ大丈夫だ。

裏の世界なめんじゃねぇよ?」


背筋がぞくり、とする。



あたし、本当に殺されちゃったらどうしよう。


まだ高校1年生なのに!



「おい、全員きけ!!」


ナイフをあてていなほうの男がベランダの真ん中あたりに立って、すごく大きい声をだした。


すると、それに気づいたスペードとクラウンの皆、それに哉斗たちが喧嘩を中断させて彼に視線をずらす。



「この女がどこの姫か、はかねぇと殺すぞ」


………っ!



男の瞳は本気だった。


こわい…。

こわいっ!!



あたしは目をギュッと瞑った。


すごく、すごく怖くなったから。

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