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「お帰り!」
無言で別々に入って来た俺達をみて、さっしたのか
「あら、喧嘩でもしたの?」
「してねぇよ!圭子さん後で話ある」
「あら、何かしら?」
アイツは台所に立って何やら、やりはじめたが、リビングには居づらく部屋にこもった。
その頃圭子さんと、アイツは…
「ねぇ、さくらちゃん俊哉と何かあった?」
「いえ…たいした事じゃないんで…」
「そう?ほら、あの子最近悩んでたから…私にまで気を使うのよね…本当は好きな事やらせてあげたいんだけれど、父親がいないって言うのは、ダメなのかしらね…」
「そんな事ないですよ!」
「さくらちゃんは優しいわね…ねぇ、これはおばさんの独り言だと思って聞いて欲しいんだけれど…
さくらちゃんが娘になってくれたら、おばさん嬉しいわ」
「えっ?」
「だから、独り言!」
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