第24話 下山
朝日神社から、クマ避けの鈴が箱に入って居て300円と書かれていたので恵子とサナギとショウタは購入した。
ショウタと恵子とサナギの3人は、クマ避けの鈴をズボンに付けて山を下山した。
ガチャンガチャンと靴の音と鈴の音で、まるで行進して居るような音を立てていた。
ショウタは「足が痛い。もう、休もうよ」と帰りの下山で、足の裏が痛くなってきていた。
恵子が「そんな事を言わないで。先に進んでよ」とショウタの後ろで恵子は肘で頭突きをした。
サナギが「疲れただの、さっきから騒いでないで早く先を歩きなさいよ」とショウタたちを見て嫌になって居た。
ショウタが「しょうがないな。歩けばいいんでしょう?」と疲れているのに歩かされているとふてくされていた。
恵子もショウタもヘトヘトになりながらも、サナギはそれでも先頭を歩いて行った。
ぬかるんで雨でも降ったのか、思わず足を踏み外しそうになりながらも、サナギと恵子とショウタが下山できたのは、午後の16:40分になって家まで続く平坦な道に出た。
サナギが「そろそろ家に着くから頑張れ」と恵子やショウタに声を掛けて、20分になって家に着いた。
ショウタと恵子が「やっと家についてよかった」と汗を拭きながら水を飲んだ。
サナギが「たまには良いだろう?気分転換にもなるし」とショウタと恵子とサナギは家の中で昔のように川の字になって寝ころんでいた。
ショウタは、朝日山で知り合ったサユリさんと連絡を取り合って仲良くなり、2人は幸せに暮らした。
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