《主要な登場人物や用語の説明》
《登場人物》
ラーニャ・ファナット
【主人公・半妖(女性)・17歳】
銀髪に赤い瞳。左目は潰され失明。眼帯着用。全身は、傷だらけ。人や物の個人情報を観覧できるスキルを持つ。その為、他者とのコミュニケーションを疎かにする癖がある。物怖じせず、自分の意見ははっきり言う。他者を頼る事は恥だと思っており、何でも一人でやろうとする。苦労知らずの者や人間が嫌い。大役を任され、期待に応えるために欠点の克服を目指す。が、上手くいかず心も体も壊してしまう。そんな時、ナヴァンの言葉に救われ欠点の克服よりも欠点に含まれている自分の良さを伸ばす努力をするようになっていく。
ナヴァン・ミュドラス
【主人公・人間(男性)・17歳】
赤髪。癖毛。全身は、傷だらけ。他人に裸を見られるのを嫌う。中性的な顔立ち。常に笑顔を絶やさない。のんびり屋でお人好し。一人では何もできない。人を頼ることに恥はない。父や兄弟姉妹から、酷い虐めを受けて育つ。しかし、母から「欠点にも、その人の良さが含まれている」と教えられ自信を持つ。自身の欠点に悩み苦しむ者にそっと手を差し伸べるようになった。
ドゥービット・シャスール
【サブキャラクター・半妖(男性)・24歳】
髪色は、焦げ茶。長髪。猫耳(片方、欠けてる)に二叉の尻尾。鋭く尖った牙や爪を生やしている。一人称は、俺様。きれい好きで掃除が得意。好物は、マタタビ酒。スキルはない。が、高い身体能力を持つ。才能ある者を好み、ない者には興味がない。誰に対しても軽口を叩く。協調性がなく気まぐれ。天邪鬼な部分もあり、素直じゃない。輪を乱す存在として嫌われている。しかし、それは言葉足らずで感情を表すのが極端に下手なだけ。本当は、仲間想いで情に厚く涙もろい。それを知っているのは、ハルのみ。
ハル・グラヴァード
【サブキャラクター・半妖(男性)・27歳】
スキンヘッド。耳・目・鼻・口がない。両手の平に目がある。人前に出るときは必ずお面を着用する。趣味は、お面づくり。人の心が読めるスキルを持つ。人が困っている姿が大好物。常におどけ、自分を偽り、三枚目を演じている。優秀で頭の回転も速い。が、やる気が空回りするタイプ。どんな簡単なことでも失敗してしまう。自分の欠点がわかっており、どんな物事も真剣に取り組まない。そんな態度が、周囲に誤解を生んでいる。が、本人は全然気にしていない。しかし、ナヴァンと行動を共にしていくうちにそれがかっこ悪いことに気づいていく。
《特徴的な用語など》
絡繰り
千年前、咎人の
咎人の
銀髪に赤い瞳をした一族の総称。手先が器用で優秀。世界を巡り、人形の修理を行っている。
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